January 17, 2006
須藤真澄「長い長いさんぽ」
「長い長いさんぽ」
著者:須藤真澄
出版社:エンターブレイン
ISBN:4-7577-2594-9
先日購入しました。
著者の須藤真澄さんが飼っていた猫の「ゆず」との最後の日々を綴った、おそらく「ゆず」が出てくる最後の単行本でしょう。
読んでいる最中、ともかく泣けて泣けてしかたありません。
私のような40にもなるいい歳をした男が、鼻水をずるずるにして、涙を流しながら読んでいるのは格好が悪いとは思うのですが、何度も何度も読み返しては泣いてしまいました。
ゆずが亡くなってから後の所なんか、本当に泣けて泣けて仕方が有りません。
私も猫を飼っていますし、今まで何匹との別れも経験しています。
また、今飼っている猫ももうすぐ10歳という比較的高齢で、最近徐々に足腰が弱ってきているため、確実に数年以内に別れることになることも覚悟しています。
それだけに、胸に迫る物が有りました。
08:13 AM [ペット書籍・雑誌] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
February 25, 2005
ストレス発散のため少し散財
最近ストレスが溜まっている上に、昨夜は雨のためいつものようにウォーキングができなかったので、帰りがけに名古屋駅地下の三省堂へ寄って少し散財。
買ったのは、
・佐藤大輔「皇国の守護者 (9)」
7巻から8巻までは異常に待たされた感じがするが、8巻から9巻は予想よりは短い間隔でした。(とは言っても11っかげつかかっていますが…)
新刊が出ているとは思わなかったので思わず購入。また表紙を描く人が変わっていますね。
・大石英司「ダーティー・ボマー (下)」
先月上巻を購入していたので継続して下巻も購入。
今回は9.11以来の大規模テロに米国が襲われた世界での物語。
この人の作品は現在の国際情勢を元に書かれている(とは言っても、自衛隊がここまで海外で活動できる所が完全にフィクションだが)ので、情勢が変わると途端に現状と合わない所が出てくるので、作者は大変だなと思う。
・J.P.ホーガン「断絶への航海」
以前は創元推理文庫だったと思うのだけど、ハヤカワ文庫で新たに出ていたので思わず購入。
解説は山本弘。
本編は以前読んだことが有るはずだけど、また読み返す気になっています。
08:11 AM [書籍・雑誌日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
April 08, 2004
今日の散財
今日(日記を書いているうちに日付が変わったので、もう昨日になるが)は、朝一からの打ち合わせのため、いつもより早く出勤したので、夜は早めに会社を出て、せっかなので、名古屋駅にある三省堂まで寄り道。
ということで今日の散財一覧
・一般書籍の部
「ファインマンさん 最後の授業」 メディアファクトリー刊、レナード・ムロディナウ著(安平文子訳)、定価1,800円
「国産ロケットはなぜ墜ちるのか」 日経BP社刊、松浦晋也著、定価1,400円
「トンデモ科学の見破り方」 草思社刊、ロバート・アーリック著、垂水雄二・阪本芳久共訳、定価1,700円
・コミックの部
「ういうい days」 竹書房刊、犬上すくね著、定価619円
…我ながら、好みが偏っているというかなんというか(^_^;)
「ファインマンさん 最後の授業」は、元カルテックの特別研究員の物理学者、STAR TREK TNGの脚本家である著者が、ノーベル賞物理学者で、かつ「ご冗談でしょう ファインマンさん」「困ります ファインマンさん」で有名なリチャード・ファインマン博士との交流を描いたノンフィクション。
こういった本が出ているのは全く知らなかった。
私は、大学時代に「ご冗談でしょう ファインマンさん」や「困ります ファインマンさん」を愛読していたので、迷わず購入。これからじっくりと読むつもり。
「国産ロケットはなぜ墜ちるのか」の著者は、「宇宙へのパスポート 1、2」(笹本裕一著、これも宇宙開発に興味を持つ人必読の書だ)にも名前の出てくるジャーナリストで、非常に宇宙開発の事情に造詣が深い人だ。だから当然のごとく、新聞やテレビに出てくるようないい加減な解説者、ジャーナリストのように批判することが目的の連中とは違う、ちゃんとした取材、歴史的背景の裏付け、科学的根拠のはっきりとした内容ではないかと期待して購入した。これもこれからじっくりと読むつもり。
「トンデモ科学の見破り方」は、「トンデモ」とついているがいわゆる「と学会本」ではない。
疑似(似非)科学論に対し、ちゃんとした科学的根拠をもった反論を述べているらしい。
ここで取り上げられている疑似(似非)科学は、ちょっと前に日本国内ではやった「波動」とか「クラスター水」(ひょっとしていまもはやっているのかな?)などのものは取り上げられておらず、もう少し大人しめのものばかりのようだ。
これは暇なときに少しづつ読み進めていくつもり。当面楽しめるだろう。
「ういうい days」は、竹書房の四コマ漫画誌に連載されているが、四コマまんがではなくて短いページ数の普通のマンガ。
内容は…むずがゆいというか、ほほえましいというか…、高校生の日常(ほほえましい恋愛)なのだが、読んでいるとほんわかとしますな。
ちょっと、むずがゆいという感じもするけど…私はこういった雰囲気のマンガが大好きです!
気に入っているマンガなので、帰宅してからすぐに読了(短いしね)。既に二回も読み返してしまった。
いやぁ、それにしてもまとめて見ると、税込みで約6,000円…買いまくったなぁ(^_^;)